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皮膚腫瘍の日帰り手術について

皮膚腫瘍の日帰り手術について

皮膚腫瘍の日帰り手術について


顔や身体に気になるしこりがあっても、長年放っておかれる方も少なくありません。ここでは当院で対応している皮膚腫瘍の日帰り手術について、治療の経過や頻度などについて整理してみました。


初診から術後抜糸までの流れ

初診から術後抜糸までの流れ

皮膚の小さな腫瘍を局所麻酔で摘出する日帰り手術の場合、一般的な来院回数は初診・手術当日・術後の創部確認・抜糸の合計3〜4回程度とされることが多いといわれています。腫瘍の大きさや部位、炎症の有無、医療機関の方針によって前後します。


  • 初診:問診と触診で、しこりの硬さ・可動性・深さを確認します。粉瘤か脂肪腫か、あるいは別の性質のものかをある程度見分け、日帰りで対応できる範囲かどうかを判断します。
  • 手術当日:局所麻酔を行い、手術そのものは30分程度が目安となります。数センチ以内の皮膚腫瘍であれば、外来での手術が可能なことが多いです。
  • 術後の確認:翌日から数日後にガーゼ交換と創部のチェックを行います。場合によっては抜糸の日にまとめられることもあります。
  • 抜糸:顔は5〜7日目、体幹や背中は10〜14日目が大まかな目安となります。

病理検査について


触診や見た目から良性の皮膚腫瘍と考えられる場合でも、最終的な診断は顕微鏡で組織を観察して行われます。そのため摘出した組織は病理検査に出し、確定診断を行うのが皮膚腫瘍手術の標準的な進め方です。


結果が届くまでの期間は、10~14日程度です(医療機関や検体の状況により異なります)。多くの場合は抜糸か、その後の受診でお伝えする事になります。顕微鏡検査で組織を調べることで「見た目の印象だけで終わらせない」確定診断ができます。


術後の経過について

術後の経過について

局所麻酔で行う皮膚腫瘍の切除では、腫れは術後2〜3日ごろにピークとなり、1週間前後で大まかな腫れは引く事が多いとされています。内出血は色が紫から黄色へ変化しながら、2週間程度かけて薄くなっていきます。皮膚が薄いまぶた周囲は、体幹よりも腫れが出やすい部位となります。


  • 入浴・洗髪:手術当日は創部を濡らさないように指導することが多いです。シャワーは翌日から可能なことが多く、入浴は創により異なることがあります。
  • 運動・重い荷物:創部が引っ張られる動作は術後1〜2週間程度控えていただくと安心です。。
  • 仕事:家事や事務作業などは当日〜翌日から可能なことが多いです。

手術に伴う主なリスク・副作用 手術中から術後にかけて、出血、痛み、腫れ、内出血、創部の赤みや硬さ、かさぶた、色素沈着などが起こることもあります。また、場合によっては感染が生じることもあります。ご心配なことがあれば受診するようにしてください。